油壺マリンパーク水族館で「見る」

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ペンギン島

マリンパークで暮らすペンギンたち

油壺マリンパークでは、1984~1985年にキタイワトビペンギンの野生個体9羽を導入し、1987年には初めての繁殖に成功しました。以来、20年以上にわたり遺伝的配慮のもとに減少傾向にある同種の保存と繁殖に力を入れてきました。 2004年に待望の二世代目の繁殖に成功し、2005年5月20日には、日本動物園水族館協会総裁、秋篠宮殿下ご出席の古賀賞授与式にて、国内の動物園・水族館に与えられる最高の栄誉といわれる古賀賞を受賞しました。 2010年7月現在、油壺マリンパークでは同種37羽を飼育しており、このうちの約2/3が、当館で繁殖した個体です。

また、本年4月に誕生したばかり赤ちゃんペンギンは、その可愛らしい姿で来場者の人気を集めています。


名前と腕輪の関係

マリンパークのペンギンたちのほとんどは名前がありません。では、飼育員さんはどのようにして名前を呼んだり見分けたりしているのでしょうか?

 

その答えはペンギンたちについているバンド(フリッパーバンド)にあります。実はこのフリッパーバンドに入っている模様は両親を、バンドの色は何年に生まれたかをそれぞれ表していて、名前の代わりになっているのです。そのため、ペンギンを呼ぶときもバンドの名前になります。例えば、フリッパーバンドがピンク、白、黄色の模様の子なら「ピンシロキー」ちゃんです。

 

でも、ベテランの飼育員は、バンドの色をみなくてもそれぞれの名前がわかってしまうそう…。さすがです! また、中にはバンド以外にもちゃんとした名前を持っている子もいます。ここには写真が載っていない子たちもペンギン島で紹介しています。ぜひ会いに来て下さいね。

名前のついているペンギンの名前とバンドの色(バンド/並んでいる色)
ピンパーちゃん (白/桃桃紫)
ギンちゃん (橙/黒白黄黒)
ヒヨちゃん (白/赤白黄)
ミミちゃん (橙/桃黒紫)
マルちゃん (水色/黒白黄黒)
キラリちゃん (黄/赤緑)
ツヨシ (水色/黒白黄桃赤緑黒)
ペンペン (赤/黒白黄桃赤緑黒)
ギンちゃん ヒヨちゃん ペンペン

今年生まれたペンギンの赤ちゃんが大きくなりました!

 

この赤ちゃんペンギンの繁殖経過は、3月18日に親ペンギンが産卵し、両親の足もとで大切に温められ、産卵から36日目の4月22日、卵殻に直径3ミリほどの穴が開き始め、同日、孵化しました。誕生から3日目には、親ペンギンから餌をもらい、初めての食事をしました。その後、順調に成長し、誕生時の体重は、約100gでしたが、生後18日目の5月9日には、520gまで増え、、ピヨピヨとヒヨコのような鳴き声で親ペンギンに餌をねだる姿を観察できるようになりました。

現在は、他のペンギンと変わらない大きさとなり、プールで泳ぐ姿が見られるようになりました。鳴き声も、「ピヨピヨ」から「グァー」 と、大人と同じ鳴き声に変わってきています。
  しかし、大人のような黄色い飾り羽がないことで、見分けることができます。ぜひ、ペンギン島を覗いてみて下さいね!